身の回りの危険物
今週は危険物安全週間。
前回の更新に引き続き、身の回りの危険物についてのご紹介をいたします。
あまりにも日常に溶け込んでいて、もはや「危険物」という認識でないものも中にはあるかもしれません。
「危険物」を含め、様々な危険性をはらんでいる物品たちの使い方、捨て方等を今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
今回はこれからの時期に機会の増えるであろう「キャンプ」「バーベキュー」での火災、発火の危険性について考えてみたいと思います。
キャンプやバーベキューではまず火を起こしますよね。
燃料はどんなものを使いますか?持ち運びの便利な固形燃料でしょうか?着火剤も必要ですよね。
それらを使用し、火を起こし、そして肉や野菜を焼きます。
さて、燃料はなんとなく危険なものであるとの認識は多くの方が持っていらっしゃると思います。
明らかに物を燃やすためのものですからね。
では、その他はどんな危険が潜んでいるでしょうか。
その場にありそうな危険なものを想像していきましょう。
燃料の他、すぐに筆者の思い浮かんだものは以下です。
・スプレー缶タイプの虫よけ、日焼け止め
・度数の高い酒
・消毒用アルコール
・モバイルバッテリー
・香水
・花火
どうでしょうか。意外とたくさんありませんか?
そしてどれも、火のそばには置いてはいけないものばかりです。
新型コロナウイルスの影響により、日常的に手指消毒をすることが新しい習慣となった方は特に消毒をする場所も気を付けていただければと思います。
危険物は、火の近くでは使用しないこと。詰め替え等を行うときは十分に換気をすること。直射日光の当たる場所には置かないこと。
そして自治体のルール・指示には必ず従って廃棄をすること。
扱いには十分な注意をして正しく安全に、便利に使用しましょう。