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映画館・劇場の出入り口はどちら向きに開く?

いざというとき役立つ、かも?安全雑学

 

 

10月に入り、2週目でやっと少し過ごしやすい日が増えてきたように思います。

比較的過ごしやすい気候で様々な分野に興味を持ちやすい季節です。

 

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…

今年はどんな秋が皆さまを待っているのでしょうか。

 

芸術の秋といえば、皆さま映画は映画館で見る派ですか?

ネット配信での視聴が可能になってから視聴する派ですか?

夏のうだるような暑さが身を潜め、移動もしやすくなるこの季節、真夏は自宅での映画鑑賞をしている方も、涼しくなってきたからと映画館に行くことが増えるかもしれません。

 

映画館や劇場等。

どちらも薄暗く、不特定多数の人が一か所に集まります。

映画館・劇場・演芸場または観覧場は、実は消防法では同じ枠組みとして分類をされています。

 

そんな映画館や劇場ですが、実は扉の開く向きが決まっているのをご存じでしょうか?

 

今度足を運ぶ機会があったらぜひ、観察してみてください。

扉は外開きに設置をされているはずです。

 

もし、鑑賞中に地震や火災が起きた場合そういった場所では不特定多数の方が一斉に避難口へと足早に向かうことになります。

その場合もしも扉が内側にしか開かなかったら。どうなるかは容易に想像ができることと思います。

扉が内側にしか開かないから扉付近の人は必死に内側へ扉を引こうとするけれど、それが分からない後ろの人は早く非難をしたいからと後ろから体を押してしまう。

すると扉はうまく開かず、避難がスムーズに出来ません。

ですので映画館や劇場等に設置されている出入口は両開きの場合以外は外開きに設計がされているのです。

 

皆さまが普段利用されている映画館や劇場、扉はどちら向きに開くのでしょうか?

次に足を運んだ際は確認をしてみてください。

あなたとあなたの大切な人の命を守る工夫がそこかしこにあるはずです。